特報：なんばラーメン一座

　2019年6月7日、家電量販店「エディオン」がグループ最大規模の店舗「エディオンなんば本店」を大阪屈指の繁華街「ミナミ」（中央区と浪速区にまたがる繁華街の総称）にオープンする。そして、その9階に人気ラーメン店9店を集積したラーメンテーマパーク「なんばラーメン一座」が誕生する。場所は「なんばマルイ」や「高島屋大阪店」の目の前という好立地で、関西空港からもアクセスがよく、海外からの観光客で連日賑わっている地域だ。

　注目すべきは出店する店舗の信じられないレベルの高さだ。関西からは和歌山の清乃、そして兵庫の和海！現在の関西ラーメン界を牽引している両巨頭が揃って大阪初出店。その他にも麺屋たけ井（京都）、吉山商店（北海道）、金田家（福岡）、せたが屋（東京）などの人気店が同じフロアーに集結するのだから、ラーメンファンにとっては夢のような舞台となるだろう。

　6月7日のグランドオープンに先駆けて6月5日に開催されたレセプションに招待していただいたので、現地にて出店する店主へ直撃取材をしてきました！

　和歌山県有田市の漁港近くにあるお店だが、ラーメン通の間での知名度は全国区。有田市の本店、和歌山市の近鉄百貨店内の２号店に次いで、今回が3店舗目。ラーメンファン待望の県外初出店となる。本店と違って、なんば店では和歌山ラーメン（豚骨醤油）がメインメニュー。他にも本店のブラックをアレンジしたなんば店限定メニュー「清乃ブラック」も提供する。

- なんば店で提供する商品について少しお願いします。

「普通は骨だけでスープをとるんですけど、ウチは骨と肉のスープを別々にとってから合わせているので肉々しい感じに仕上がっていると思います。

　ブラックの方は鶏メインで、それに油カスと小腸でダブルでコクを出すという感じにしています。」

◆「清乃」過去取材

①2015年9月インタビュー

②2018年2月インタビュー

　兵庫県尼崎市に本店があり、その行列の長さは関西一と呼ばれるほどの超人気店。そんな行列店が兵庫県外へ初出店。本店の看板メニュー「塩らーめん」だけでなく、名物サイドメニュー「ふわ玉丼」も提供する。

◆「和海」過去取材

①2015年9月：木下店主インタビュー

②2018年6月：「和心 武庫之荘店」笹田店長インタビュー

　関東で数店舗展開し、ニューヨークにも進出している大人気店「せたが屋」が遂に大阪初出店！コチラの魚介醤油は正に日本人の心の琴線に触れる味わい。幅広い客層に支持される一杯を提供しています。

　ラーメン王国「札幌」から出店するのは、札幌のラーメン好きの間で熱烈な支持を得ている吉山商店。店主は全国区の知名度を誇る「山頭火」出身で、札幌市内で数店舗展開中。北海道外には初出店となります。本場の味噌らーめんが駅近で気軽に食べられるのは、ラーメンファンにとっては朗報だ。

　出店しているお店のレベルも凄まじいが、実際に現地で驚いたのはその規模の大きさだ。これまで日本各地でいろんなラーメンテーマパークを見てきたが、環境という面ではこれまでで最高だと感じた。北は北海道、南は福岡、日本各地から本物だけを厳選して揃えた夢の舞台が遂にオープンする。

・大阪市中央区難波3丁目2番18号
・お問い合わせ ：06-6630-6733（代表）
・営業時間：11：00～23：00（ラストオーダー 22：30）年中無休

・大阪メトロ「なんば」駅から徒歩2分

・阪神高速なんば出口より3分